4. 外来語の日本語への影響
「外来語」と言うのは、外国から入ってきた言葉のことである。新しいものが日本に伝えられると、日本の従来の言葉の中にそれに対応できる言葉はなかったので、直接音読みで新しい言葉が作られる。外来語は各民族、各国家間の文化交流のシンポル、民族と文化の発展の体言と言える。外来語の歴史を見ると、まず16世紀にポルトガル人が来て、多くのポルトガル語が日本語になった。科学の進歩につれて、科学専門用語も多くなった。日本科学情報センターの調査によると、科学専門用語のなかで、外来語は半分以上に占めるという。外来語を通し、新しい科学観念も得るし、先進的な科学技術と文化の発展にも役に立つ。
一方、古い和語の語彙と比較すると、外来語は多分斬新で、流行の語感を持つ。なぜかと言うと、外来語は欧米の語族のものではあるが、日本人はよく外来語と欧米文化を溶け合うから、斬新な高尚、上品な感じを齎す。外来語の新鮮な語感は、流行を好む日本人にとって極めてよく適合した。
日本語の中には、婉曲で含蓄のある表現方式がとても多く、外来語を使う目的は中の一つである。外来語の語感が伝統の語彙ほどそんなに直接で、強烈ではないため、たくさん日本語の伝統的語彙を使うのが不都合の場合、それに取って代わるよい用語方法になった。例えば、日本語の中で、債務者は「借金」と言う語彙は感じよくないのでそこで外来語の「ローン」を代えて使用し、上述の感じを生むことを免れる。ここから、外来語は和語の語彙に備えていない独特な機能を持って、表現方式は婉曲になり含蓄があって、人々の思想と感情を満たし、婉曲に表現することができる。
もちろん、私達は外来語を使用するのは日本語に対していくつかマイナス影響を齎したことも見るべきである。その主な理由は外来語の語形が書く規範に合わないことである。日本語が外来語を吸収する時主に音訳する方法をとして、どのように音訳するか対立する二つの主張が存在する、一つに日本語の発音の習慣に従って、外来語の音声を日本人に適応させようとする、その結果必然的に外来語の表記に相違を齎す。外来語の表記を規範に合わせるため、日本の文部省はいろいろな施策をした、しかし、外来語の語形には表記に依然として固定しない現象が存在する。これは日本語に一定の混乱を齎すだけではなく、同時に日本語学習者にとって一定の困難を齎す。
5. 日本の外来語の将来の発展と変化
国際貿易が高速的に発展している時代において、日本は経済の大国として、絶対に外とお互いに交流と勉強しなければならない。それと同時に日本の外来語の語彙数量ももっと増えつつあり、且つ、今後も外からいろんな外来語を引き受け続けると考える。外来語は日本語の新しい語彙の中で大部分を占める。ただし、外来語はいくら増えても日本語の補足にすぎないので、日本語を代替ことができないといえる。各民族に自分の文化、歴史と特徴がある。言語も同じであり、将来外来語がどんなに流行っても日本人の心の中には日本語の地位は代替されることはありえないと考える。
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