1 中日高校の教科書での中国古典文学の割合
1.1 日本の場合
日本といえば、私達が最も好きな話題は日本の文化が中国からどんなに深い影響を受けて、日本人はどんなにつらさを怖がらないで中国に来て中国の文化を学ぶことだ。しかし、近代以来、日本は世界強国になったのに、中国、依然として発展途上国だから、今、中国人はただどのように急速に中国の実力を高めて日本に追いこすことに着目しているだけだ。日本は持ってくる中国の文化がやはり昔と同じように貴重な宝物だと見なすかどうかを考る人がいないようだ。最近、私は日本高校の国語教科書を見てから、あたらめてこの問題を考えなければならない。私達はあまりにも中国の文化の魅力を軽視しているが、それが近代の日本でも、もとのままの重視を受けると言いたい。これらが、日本高校で、中国の古典文化を重視する程度を通じて説明したい。
何ヶ月前に私は幸運に『国語総合』という日本高校の教材を見た。この『国語総合』は中国高校の国語教科書に相当するものだ。私が驚いたのは、264ページから~338ページまで、すべて中国古典の内容だ。中国の寓言や『史記』の節選や唐の詩人の王維、王の渙、李白の詩および『論語』の部分の章節など、『国語総合』の紙面の三分の一も占めている。
私がこれらを見てとても興奮した。もっと多くのことを了解するため、すぐにネットサーフィンして日本で中国の古典文化の教育現況を検索した。調査によると、『国語総合』以外、日本に選択科目の『古典』もあり、その中で中国古代文学の内容は半分も占めているそうだ。
1.2 中国の場合
もし私達はこの文章の中で話題にした「中国の文化」を明治維新の前に日本が導入した中国の古典文化に意味するなら、これらを見て、今まで、中国文化の精髄は、日本人が落ちていないと承認しなければならない。当然、文化の内容はとても広範で、学生は学校の中で習ったのがただ文化の一部分だけの文学だが、文学作品は文化の縮図で、それはあらゆるものを網羅している文化の内容を記録して、抽象的な文化を具体的な文字で人々に見せる。文学作品は文化の伝承する使命があると言える。しかし、私は中国の高校生が国語科で学んでいる古典文学を回想して、心の中にたくさんの感慨がある。自分の高校の国語の教科書を開けて、再び日本のと比較して、中国の古典文化は中国の教科書での比重は決して日本のより多いのではないようだ。再び学習の内容を考えてみて、私達が知っているのは、日本の学生もすべて知っているようだ。
私の内心に突然危機意識ができて、自分の民族の良いものが、日本人にこっそりと盗み取られたようだ。
2 中日高校の中国古典文学の教育現状
2.1 中国の場合
私達は真剣に国内の古典文学の教育を考えてみよう。中国の高校生は恐らく国語だけで古典文学に接触することができるだろう。しかし今国語科は高校教育での地位はどうなのか。私達のすべての人は、もしかすると苦労して、数学の塾、英語の塾に行ったことがある。ほとんど国語の塾に行った人がいないだろう。その原因を究めるなら、国語は試験の中でとても重要な科目だが、まだその他の科目に及ばないといえる。国語の教科書以外、その他の専門的に優秀な古典文学作品を紹介する本がないようだ。中国は今経済建設の肝心な時期で、科学技術の進歩は最も重要な地位にされるにつれて、それに関連の学科も次第に大人気になった。国語科は、次第に形式的な文化教育になった。国家が毎年各種の数学コンテスト、物理のコンテスト、英語のコンテストを催して、しかし、1度も古典の詩歌大会あるいは古典知識の問答競技をすることに思い付かなかった。これは中国の古典文学の教育現状で、教育者は関心を持っていないし、学生は熱中になっていない。
2.2 日本の場合
それでは私達の近隣の日本はどのように中国の優秀な古典文学に対応しているのだろうか。前で言及した、彼らは中国の古典文学を学生が必ず掌握しなければならない知識にするほかに、また積極的に孔子の『論語』の中の儒家思想を公民を育成する美徳と社会の倫理にする。NHKテレビ局は2008年10月に新しい番組『中国論語』を出した。日本人は、『論語』が中国人の千年の知恵が凝集するものだと思っている。学校は学生を互いに勉強し合う友達にならせて、助け合わせて、共に高まらせる。そして友達に「君子」の風格を失わせない。しかし私達の学校の中で、『論語』はただ文語文の鑑賞だけにして教育の中で施行して、主流の思想として広大な青少年に注ぎ込むのではない。日本文部科学省は日本各地の3万人の高校生を対象にして調査を行ったことがある。結果は、中国の文化はすでに米国の文化に代わって、日本の高校生の「一番のお気に入り」になったのだ。
日本で、面白い現象がある。それは「三国ブーム」だ。 日本人の「三国への憧れ」は歴史が長い。三国の文化が好きな日本人は90%まで達する。彼らが三国の文化商品を開発する技術に驚いた。三国の知識を普及することに力を尽くす。ウェブサイトの上に三国の地図、三国旅行のコース、三国のクイズなど三国の知識がある。東京に三国レストランもある。
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