语法:「と」和「に」的区别
例えば:
以下の内容で検討することにする。
以下の内容で検討することとする。
のような例では「と」と「に」を入れ替えてもそれほど違いがないように感じられますが、次のような場合では両者に違いが生じてきます。
「と」和「に」有什么不同?
例如:
以下の内容で検討することにする。(对以下内容进行讨论。)
以下の内容で検討することとする。(对以下内容进行讨论。)
可以看到,句中用「と」和「に」句意差别不大。而在下面的情况下两者则产生区别。
海外へ出張していたことにして予算を余分にとっていた。
×海外へ出張していたこととして予算を余分にとっていた。
前者は事実でないことをあたかも事実であるかのように装うという解釈ですが、そのような場合後者のように「と」を用いると不自然な表現になります。
海外へ出張していたことにして予算を余分にとっていた。(即使去国外出差了,预算也有剩余。)
×海外へ出張していたこととして予算を余分にとっていた。
前者把非事实假定为事实,这种情况下像后者那样用「と」表达就不自然了。
また、次のような例でも若干のニュアンスの違いが伴います。
その一件は済んだことにして不問に付す。
その一件は済んだこととして不問に付す。
前者の例はまだ解決していない問題を解決したかのように扱うという解釈となりますが、後者は既に解決した問題を改めてそのように見なすという解釈が伴われます。
另外,下面的例子也有语感上的细微差别。
その一件は済んだことにして不問に付す。(当作那件事已经结束不再追究。)
その一件は済んだこととして不問に付す。(那件事已经结束就不再追究。)
前者可解释为把没解决的事情当做已经解决了来处理,而后者则可解释为再次确认已经解决了的问题。
これらの例はいずれも「~したことにする」、「~したこととする」というように「こと」の前がタ形になっています。そしてそのような場合「にする」は「とする」に比べて、事実に反することを事実のように装うという解釈が伴われるようになります。
在这些例子中,像「~したことにする」、「~したこととする」这样「こと」前都接动词タ形。并且这种情况下「にする」与「とする」的区别在于,「にする」通常把非事实假定为事实来解释。
一方ご質問の例は「~することにする」、「~することとする」というように「こと」の前がル形になっています。この場合はタ形の場合に比べて両者の意味的な差異が小さくなります。これは、未実現のことがらは事実でも反事実でもないからであると考えられます。つまり未実現のことがらに対して「ことにする」を用いても、それが反事実であるような解釈にはならないということです。
另一方面,句中像「~することにする」、「~することとする」这样在「こと」前接动词ル形。和前接动词タ形相比,两者意思上的差别就变小了。因为未实现的事情没有事实非事实之分。总之,即使用「ことにする」说明未实现的事情,也不能把该未实现的事情解释为非事实。
ただし、ル形の場合でも次のように両者に若干のニュアンスの違いは存在するようです。
独立行政法人は、法人格を有することとする。
△独立行政法人は、法人格を有することにする。
今年の正月はハワイで過ごすことにした。
×今年の正月はハワイで過ごすこととした。
只是,如下例所示,前接动词ル形时两者在语感上存在些许差别。
独立行政法人は、法人格を有することとする。(独立行政法人拥有法人资格。)
△独立行政法人は、法人格を有することにする。(可视独立行政法人为拥有法人资格。)
今年の正月はハワイで過ごすことにした。(决定今年新年在夏威夷度过。)
×今年の正月はハワイで過ごすこととした。
これらの例から分かるのは、「~することにする」というのは個人の意向や目前の問題に対するその場限りの意思決定などを表すときに用いられる傾向が見られるのに対し、「~することとする」は策定の表示やより一般的な原理?原則の提示などに用いられる傾向が強くあるということです。ご質問の例でもこうしたニュアンスの違いはあるように感じられます。
从这些例子中我们可以知道,「~することにする」多用于表达个人意向和仅限对当前问题想法的确定。而「~することとする」则多用于表达策划规定和提示一般原理、原则。从例句也能感受得到这种语感上的差别。
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